絶対に失敗したくないイメチェンカットで、なぜ失敗してしまうのでしょうか。
前髪カットが上手い美容師は指名が多い理由について知って頂き、カットの失敗が減れば嬉しいです。
今回は、カットの上手い美容師の探し方もご紹介します。
イメチェンカットで失敗する3つの理由
①顔型に似合う髪形
顔型に似合うかどうかなんとなく理解しているお客様は多いと思います。それを文字にして説明するのはとてもむずかしいですよね。
経験の少ない美容師もそれがわからなくて失敗してしまいます。顔型と髪形の組み合せで失敗してしまうのです。
面長のお客様に、ぱっつんの重い前髪を作ると似合います。面長がわからなくなります。
丸顔のお客様にぱっつんの重い前髪を作ると顔が大きくなります。
ただしかし、渡辺直美さんは似合っています。何が正解かわからなくなてしまいますが、
ネットで検索すると、顔型についていっぱい載っています。ぜひ検索してみてください。
②なりたいイメージ写真の共有
なりたいイメージを口頭だけでお話しするとことはとても危険です。それは、勘でやるようなものです。
ですので、なりたいイメージの共有は画像で行うことが大切です。
なりたい髪形の画像を携帯で見せてくれるお客様は、一番失敗を軽減しています。
そして「これにしたいです!」の一言で伝わります。
面長のお客様に「前髪は流さずラウンドさせておろしていき、おでこが隠れるようにして顔を横長にしていきましょう、そして
サイドにボリュームが出るように顔周りレイヤーを入れていき、横にボリュームを出していきますね。」
となりたい画像なしでお話しする場合は、ずっと御自明頂いているお客様だからできることだと思います。
ですので初めて担当させて頂くお客様には、なりたい画像もセットでお見せしてカウンセリングするべきだと思います。
ベストだと思う提案も、画像で確認したら、あまりやりたくない髪形である可能性があるため、口頭のみのカウンセリングは危険です。
前髪おろすのが嫌い、鎖骨より長くしたかった、レイヤーなしがよかった、などのやりたくなかったことは、施術前に画像で共有しましょう。
③美容師の得意、不得意
とても多い失敗原因の一つが美容師の得意不得意です。今流行っていない髪形ができない美容師が多いのですが、10年前に流行った髪形ができないということです。
それと逆で、10年前に流行った髪形ができるが今流行っている髪形ができなかったりします。これは勉強続けていないことや、プライドが高くお客様の要望を聞かない毎日から起こります。
約3~5年の修行を経て美容師はスタイリストになります。10年で一人前になると言われています。
ある程度技術が上手くなると勉強がストップする美容師がほとんどいます。
トレンドのヘアスタイルも毎年変わるためずっと勉強するべきなのですが、勉強をしていない美容師にトレンドのヘアスタイルをお願いすることは失敗の原因になってしまいます。
また、重めの髪形と軽めの髪形のどちらが好きか、これも重要です。
重めの髪形を作ることが得意な美容師と、軽い髪形を作ることが得意な美容師がいます。
このそれぞれの美容師を見極める方法なんでしょう?
それは、美容師自身の髪の毛の毛量や髪質を見るとわかります。
美容師自身が細毛でペタッとみえる場合は、重くするのが好きで得意。と見極められます。
ちなみに僕は多毛で太い毛なのもあり、軽くするのが好きで得意です。ぜひ参考にしてみてください。
前髪カットが上手い美容師が指名の多い3つのポイント
美容室で美容師はセット面でお客様の後ろ側に立ち、様々な施術をします。
後ろからお客様を見ていると、お客様の頭の後ろが気になり、前髪や顔周りよりも後ろの髪形にばかりに技術が集中してしまう美容師が多いんです。
前髪や正面から見える部分のカットは、毎日鏡でみる一番結果が見えるところなので、一番上手くいって欲しいところですよね。
前髪カットが上手い美容師が、指名の多い理由を3つにまとめました!ご覧ください。
①前髪が一番印象を変える
顔型に似合う髪形の部分でも話しましたが、やはり前髪が一番印象を変えます。
上手くいったかどうか一番でます。長さの間違いも大きくでます。
カットは後ろのシルエットが大切と言われますが、それは美容師が思うことが多いのと、本人が他者に見られる時であって、本人が一番見る回数が多いのが当たり前ですが、正面です。
僕はイメージチェンジのカットは、サイドから切っていきます。お客様と一緒に鏡を見ながら確認して、変化を楽しんでもらいます。
カットの最中に雑誌は見ないで頂きます。
切ってすぐに変化する瞬間は一緒にみて味わってほしいと思っています。
顔周りや前髪を切るときは、雑誌をやめてもらい、顔は正面を向いてもらい、一緒に共感しながらカットをしていくことをお勧めします。
②前髪カットの提案
- 全体のカットをする前に前髪をどうするか提案をする
- 全体のカットしながら前髪をどうするか提案する
- 全体のカットの後に前髪をどうするか提案する
どれもあっているようにみえますが、この3つの中で一番指名に繋がるのは、全体のカットをする前に前髪をどうするのか提案をすることです。印象を変えることであればあるほど、重要です。
前髪をどうするのかと全体のカットは連動します。可愛い系か、カッコイイ系にするのか決まっていて前髪をどうするのか最後に聞くのはナンセンスです。
また、先に提案することは、かなりプレッシャーがかかり、より失敗できない状況に美容師が追い込まれます。
どうなるかわからないところで先に強気に提案し「ほら。可愛くなったでしょ。」とやれる美容師に指名がつくのです。
③前髪カットの周期
髪型でその人の印象を変える部分と言えば、前髪です。
眉毛くらいか隠れるくらいのオーダーが一番多いのですが、眉毛が隠れるくらいから前髪が目に入ってしまうまでの期間はどれくらいでしょうか?
一カ月以内に目に入ってしまいます。まぶたの広さが狭いほど、すぐに伸びたと感じてしまいます。
持ちが悪く、早く終わってしまう前髪カットは、自分で切るか美容師が切るか、その違いを感じてもらうことができるので、前髪カットが上手い美容師は指名が多いんです。
それは、自分で切るより美容師の方が圧倒的に上手いから、指名するとお得感が出ます。
美容師が切るとうまく感じるということではなく、実際に美容師が切るとうまいということを感じてもらえるかの技術力が必要です。
ホットペッパービューティーで指名が多い美容師の探し方
スタイリスト詳細を見る
今一番お客様に使われている予約サイトのホットペッパービューティーでの、指名の多い美容師の探し方をご紹介いたします。
ホットペッパービューティーでは、スタイリスト詳細を見ることができるのでその内容を読むと、その美容師の考えや思いを見ることができます。
その文章の中で「イメージを変えたい方ぜひご相談ください」と入れている人は、自分に自信があり、成功体験が多い美容師の可能性が高いです。
逆に、自身がない美容師さんは、イメージチェンジを嫌います。失敗を恐れているためです
指名が多い美容師の予約状況
サイトに入って、その美容師を指名しようとすると予約できる日が〇ででてきます。
逆に予約ができないと、×が多くなっています。
ここで×が多い美容師は指名が多く、人気があるために予約ができなくなっています。
ここをみて指名が多いか判断するといいですね♪
まとめ
個人的な主観が多く入ってしまいましたが、今までに数多くの美容師を採用してきたことと指名の多い美容師を身近で見てきた経験をもとにこのブログを書きました。
- 顔型と髪形
- イメージの共有
- 美容師の得意不得意を見極め
これらのことに注意して美容室でのイメージチェンジを楽しんでください。
お客様から直接感謝されるやりがいのある美容師という仕事を誇りに思っていきたいと思います。
イメージチェンジのカットをするときに、失敗してしまう原因はなんだろう? 3つの理由を説明します。